ボス
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- 現場復帰編
私は別の契約ですので、この面談はありません。
あ、人事計画評価表ださなきゃ。。やべ。(今週末にやりましょう!)
で、ボスもいよいよ次の移動先を探しています。
各機関にもよると思うのですが、一度プロフェッショナル(通常Pレベルの意味)になれば、うちの機関は一生なんらかしらの仕事につけるそうです。P2はJPOのエントリーで、その先P3になるのがかなり大変。機関によっても異なり、うちの組織はいまはP2でエントリーできればかなり生き残れるそうです。
で、何が起きるかというと、P3に大量の人材が集中するそうです苦笑
でも、Pレベルはお給料も年金も5年勤めればでるので、正直相当安泰。
人によっては、P3の底辺争いなんていうそうです苦笑
うちのボスは超優秀なんですが、なぜかいまだにP3です。本当にP4レベルならぜんぜん昇進できると思うのですが、10年以上人道支援の現場ばかり渡り歩いています。現場が本当に好きだそうです。
民間企業やJICA、国連機関といろいろな組織で働いてきて、様々な上司と働いてきましたが、今の上司が一番優秀だと思います。人間性も最高だし。仕事も恐ろしくできます。学ぶこと多し。
上司の逸話は数々とあるのですが、時間があればおいおいとブログで綴っていきたいです。
ひとつあげるとすると、任国のある地域の支部長をされていた時に、秘密警察に毎日2名ほど尾行・監視されたそうです。肝っ玉が据わっているボスはその二人をすぐに家に呼んで、こう説明したそうです。
俺は隠れないし、秘密もなにもない。だから、尾行などせずにいつも一緒に移動しよう!
ということで、秘密警察が護衛官になってしまいました。
秘密警察は現地で絶大な権力を持っています。なので、ボスは彼らを味方?チームに引き入れ、どこに行くにも逆にフリーパスになったそう。また、先に行き先を連絡して、いろいろと問題がおきないように事前に彼らを通じて関係各所に伝達とかもやってもらうようになったそう。
あのチームはよかったなーと思い出し笑いしていました。苦笑。
豪胆で緻密、怖くて優しい、とても家族思いのボスで、なによりチームプレーを大切する人です。
この1年強で、様々なことを学んだな。
でも、彼はもうすぐ、たぶん一か月か二か月以内には事務所を去ると思います。
また、次の現場へ移動になるのでしょう。
私もいろいろな勉強をしたので、恐れず彼の後釜に自分から手を挙げたいと思っています。
P3の10年選手がやるポジションなんすけどね汗汗汗
ま、自分も時には豪胆に、なんでもチャレンジしていきたいと思っています。
一方で、元の機関に戻ることも検討しているので、来年の今頃はどこにいるのかなーーー。
アフリカ、アジア、日本のどこかだと思いますが、いい1年になるといいと思います。
最後は全然ボスの話になってない。