昔アジア経済研究所の開発スクールでは、開発専門家を下記に定義していた。


 『開発専門家とは、援助機関やNGO、国連機関等の管理・事務・調査研究部門で働く、国際協力・国際開発全般に関する専門家』

要するに、国連やJICA職員などのことである。
一時期、企画調査員として事務所の農業セクターを担当し、WFPでは地域事務所長として、経験を積んだ。

このころの自分はいわゆる、開発専門家であったと思う。そして、勉強をしたからか?もともとなりたかったからか、やはり開発専門家は自分に合っていると思う。しっくりくる。

開発政策だったり、アプローチだったり、開発に関すること、農業セクターの開発などを考えることがとても好きなので、本当に胃が痛くて眠れない日も多かったが、すごい好きな仕事だ。

残りの人生、やはりワンちゃん、国連正規職員を狙いたい!特にP4で5年間だけ働きてーなー(国連年金狙いすぎの野心家ばればれ)

企画調査員の農業のポストは面白いのだが、やはり歳を重ねることにより、中々取りにくい状態が続いている。まー窓際というか、やはり年齢が高いと正直若い職員さんとペアを組まされることが多いので、年寄りは嫌煙されるのだろう。どこにも書いてないが、暗黙の了解なんであると思う。

JICAの職員はこの年になってしまうと、マネジメント能力が要求されるので、難しいだろう。何より忙しいしね。

そうすると色々勘案すると、今の技術協力専門家のポジションがベストであるが、正直まだしっくりこないのである。


このまま任期がきて、終わり!って言われないように、頑張るのみである!

ちなみにあと10年は専門家を続けて、60歳から65歳までの5年間を専門員をすることができればいいなーと持っている。その後は、また専門家でもやろうかな。


いずれにせよ、好きな仕事をしているし、この未来もまだまだ好きなことを続けていきたいので、今、目の前にある仕事に一生懸命になり、努力あるのみである。

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今はガーナに3度目の赴任。

今回は技術協力専門家として。

いいところもいっぱい(お給料がかなり上がりました!)ありますが、

仕事はかなり大変ですね!

やっぱりCPが動かない。人を動かすと言ってもなかなか動かない。

ならばということで、自分が変わるのも必要。

時間をかけて、お互いに関係を作って、やっていくことが大事。

専門家、お金がいいけど、そして不安定だけど、今までの人生では、、どうだろう。好きな仕事としては、こんな感じかな。

1 WFP地域事務所長 死ぬほど大変だったけど、人生で一番充実していた。
2 企画調査員(農業担当)すごい残業だけど、セクター専門家の仕事は相当はまってた。
3.まだ初めて半年ということもあり、今のところ前職達には及ばないものの、もちろん面白い。

レアでいえば、国連機関の地域事務所長が一番レア度は高いけど、そしてこの経験がなんとなく、事務所の仕事にも役立ったけど、今の専門家の仕事にはあまりリンクしないかな。

職員さんは職員の仕事はできるけど、専門家の仕事はできないとよく言うけど、職員や事務所の仕事と専門家の違いがいまいちまだまだしっくりこない。

自主的な率先して、動くのは専門家の仕事かも。そしてまだまだ苦手のようだ。
もっと頑張って勉強しようーっと。

また専門家の仕事について、呟こうと思います。たまには。

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このブログも簡単なアクセス解析機能があり、みなさんがどんなところに興味をもって、私のブログにアクセス頂いているかというと、圧倒的に国連職員というところのキーワードのようです。

私はUNVを経て、WFPの地域事務所長になった経験はありますが、正規職員への道は、日本人にとっては、80%がJPO制度を経て国連職員になっているものです。

残りの20%が一般公募から正規職員へという流れの肌感覚です。

WFP時代には日本以外にイタリアやジンバブエの同僚がいましたが、皆さんInternational Consultantというポジションの方も多く、正規職員でないInternational Staffが多くいました。

そしてコンサルタントを経験しながら空席公募に応募するか、最近はFIT Poolという新しいPoolシステムがあり、そこから正規職員のポストを獲得したものもいます。

ということで、WFPで正規職員になりたい場合は、まずはJPOに合格して、WFPで経験を積んで、JPOプールからP3のFIX TERMになるという流れが一番確率が高いと思います。
どうやったら、JPOに合格するか?という話は私は一度受験して1次で敗退した経験しかないので、ぜひ他の方のブログなどを調べてください。

英語力TOEFL IBT100点、海外修士、民間企業3年、それに加えて、途上国の経験として大使館の草の根、JICA協力隊の国連枠、UNV経験などがあれば合格するのかな?といった感覚があります。
WFP/UNHCR/UNFPAの日本人jPO経験者に多数友人がいますが、7-8割は帰国子女で残りは純ジャパという感じです。

今回、バイの機関の専門家として今月から再赴任しますが、今回FIT POOLのP4/P3を受験しました。こちらのPoolに合格すれば今後国連正規職員の道がほぼ見えてくるということで、40代後半ですが、今回の技術テストにかなり手ごたえがあったこともあり、次は面接と語学試験(英語以外)の準備を頑張ろうと思います。

またこちらの結果もブログで少し書ければと思います!

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さて、次の仕事も決まり、今はしばらくぶりの日本を満喫中です!でもいくつかのレポートの作成などもしているところです。

とにかく春の日本は本当に桜が綺麗で最高ですね!

花粉も今年はアレグラを処方してもらい、毎晩鼻うがいをしているからでしょうか?終始そんなにひどくなく、そういえばコロナで外出の際はマスクをしているからがいいのかもしれませんね。

ところで、バイドナーのところでまた専門家として仕事を続けることになりましたが、表題の通り、国連での仕事も機会があればまた戻りたいと思います。

J〇CAも良いところも悪いとこもあるように、各国連機関も良いところと悪いところがあり、ぜひ専門家の後は国連に戻りたいと思っているところです。

40代後半から国連職員になれるのか?
確率はだいぶ低いかと思うのですが、現在いくつかの公募などを受けており、特に古巣のところのFit PoolにはP4/P3の正規職員プールの書類審査に合格したところです。

今週中には技術筆記試験を受験するのですが、その受験についてもこのブログで記載できればと思います!がんばるぞ!

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さて、次の任地が来ましたました。
またガーナになります。

今度は専門家です。
この開発ワーカーブログも当初は大学院学生から始まり、専門家1,その後国連、そしてほとんどアップデートしませんでしたが、在外事務所員と経験し、今度はまた専門家として赴任することになります。

特に

今度は、下記の通り技術協力専門家(技術移転型)となり、

技術協力プロジェクト専門家(技術移転型)とは

技術協力のプロジェクトで、特定の課題に対して自らの知見・経験を活かして提案や技術移転を行う専門家です。

プロジェクトの中でも特に高い専門性や分析力等が求められます。

文字通り、特に高い専門性や分析力が求められます。

これは気合がはりますよね^^

ここまで来るのに40代後半になりましたが、30代半ばで協力隊に行き、その後修士号などを経て、なんとかジョブチェンジ、キャリアチェンジをすることができたかと思います。

もちろんまだまだこれからですが、実際にプロの国際協力専門家としてのスタートにやっと立てた喜びは本当に大きく、これからは頻繁にブログもアップ―デートできればと思います。

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最近は、ブログも全くアップデートしてなかったんですが、仕事でもかなり面白いことがたくさんあり、たまにはアップデートさせてもらいます。

最近一番面白いと思ったのは、本丸のプロジェクト形成などだけではなく、民間連携です。

某スタートアップの方のプレゼンを聞いていたのですが、ビジョンもあり、数字/factをたくさん使ったいいプレゼンで、開発開発していた自分にとっては、大変新鮮な内容でした。筆者自身も大学卒業後に新卒で入った会社は商社で、一般的な会社員としての民間企業のお作法のようなものを学んでいたつもりでいましたが(もう20年前ですね苦笑)、民間企業も少し変わってきたのか、プレゼンしていただいたスタートアップの方が特別優れているのかはよくわかりませんが、国際開発の業界も、もはやjicaや国連機関などの開発機関がメインプレーヤーというわかではなく、民間企業の台頭が著しいなと思いました。しかも大手じゃなくてスタートアップ。

もちろん民間連携という意味では世銀のIFCなど開発銀行系が開発金融、開発投資関係をリードしてきたかと思いますが、jicaなども昔使っていた海外投融資などのスキームをもう一度復活させて最近頑張っているようです。筆者の専門は開発からの農業ですが、まさか、アグリテックへの融資や投資などについての会議に参加をする時がくるなどは、野菜の栽培などを勉強していた自分にとってはびっくりな時代の変化だと思います。

そういう意味では、昔一時MBAなどを取得して、民間での仕事に興味をもっていた自分にとっては、開発と民間連携の流れはかなり好ましく、もっともっと投資や融資、スタートアップなどについても知見を増やしていければと思うようになりました。今はネットでかなり勉強できますし。

個人的は今の仕事もいったん一息つきそうで、また次のお仕事のお話が正式に確定したあとで、このブログに報告できればと思います。
(うれしいことに今のお仕事も2年間延長に関するオファーも頂いたんですが、職業人として、開発専門家としての人生・キャリアももうあまり長くないことから、さらにステップアップ、キャリアアップさせて頂く流れで、色々とお話させて頂きました。)

また、今年は今から博士課程進学もできればと思っており、今後は博士課程などに関することもまたブログにつづれればと思います。

そういえば、このブログもアメリカの修士に行く際に始めたブログでしたね。

あれから10年、今度は博士課程と、50台を目の前にして相変わらず挑戦の日々ですが、これからもmy heart goes onではありませんが、自分の心が動いた方向に自分の人生を歩んでいければと思っております。

おーーー元気にしていたか!がんばれよ!と思われた方は応援の意味も含めて↓↓の広告を1-2回ポチっとお願いします!あと数百円で久しぶりに広告収入が入りそうなので、宜しくお願い致しますm(__)m

今までNGO、専門家、国連職員とキャリアを構築してきましたが、地域事務所長のポストを投げ捨てて、JICAに戻ることにしました。

やはり国連でキャリアを続けて行くなら、圧倒的に国連に残るべきでしたが、それでもその先が不安定であり、家族が出来た今、ベストチョイスをしたつもりです。

今まで現場ばかりで働いていましたが、在外の事務所の仕事は、これまたかなり楽しみです!

何が楽しみかというと、専門の農業と農村開発のセクターアドバイザーなので、

さまざまな農業案件の管理と新規案件の調査と形成に関わる事が出来ます。
もちろん全部一人ではできる仕事ではないので、課題部、地域部も本部と、在外、そして現場の専門家とコミュニケーションを取りつつ事業を円滑に進めていければと思います。

10月から12月の仕事は、今、日本で色々準備出来ると思っていますし、関係者との会議なども設定されています。

プロとして、事前に分析や課題の洗い直し、そして、ticadの行動計画などを精査しておこうと思います。

また日本で関係者とさらなるネットワーキングも出来ればと思っています。

次の2年は、今までの現場の仕事の集大成と、在外での案件管理・形成という新しい課題に取り組む、挑戦です。

しっかりと業績を残したいと思います。

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たまには真面目な記事を

今までタイミング悪くて何故か参加出来なかったHNOワークショップに参加して感じたことを

Ipadでブログを書くと色々制約があるのですが、とにかくセクター代表としてワークショップに参加しました。

一応参加型なのですが、OCHAの仕切りの悪さが目立ちました。

セクター内で、とにかく取れる情報は取ると言った態度や、ソースの曖昧さなど、最初にOCHAにデータの指標の件で揉めました苦笑

細かいことは割愛します。

あと、township毎にデータ分析をするのも、難しいです。
どうしてかというと、同じタウンシップ、市や町レベルの中に、GCAとNGCAが混在するので、条件が違いすぎること。

これは、致命的です。

次にプランをするのですが、前年のデータを使うので、来年の予測値が入ってないこと?

今は帰還や再定住が大事な時期に前年の数値を使っても、来年は数値が大幅に変わる恐れがあること。IDP分析は問題なし。帰還に関しては、その仕方によって、環境がまるで違うこと。ホストコミュニティの分析も30%の数値を使うという、なんかあまり根拠がないところなどが指摘できます。

クラスターの指標も超絶微妙。

参加者も少し微妙で、その割にはまーまーな人材でやりきりました。他のセクターよりも少ないのですが、それはそれで良かったです。でも人道支援専門家は開発専門家よりもとにかく喋る奴が多く、まとめるのが大変w

今までこの数値ってどうやって出してたの?ってところが参加してわかったのは良かったです。

これから数値が上がり、勝手に分析され、レポートが出る事になるでしょう。一般公開されるので、そのうちのんびり読みたいと思います。

ニーズ調査の次は、レスポンス計画の策定で、ここで、しっかりとニーズに沿ったプランが計画されるようにデザインされてますが、ニーズよりもこっちの方が大切かも。

IDPに関しては現金で対応します。
帰還も現金出対応。
ホストコミュニティはどうなるだろうなぁ。微妙。

なんか全然わからない文章になりましたが、備忘録ということでw

人道支援のプロジェクト計画のリアルな部分を見れて、楽しかったです。

でも紛争も長期化してるので、しっかりとこういうワークショップをやるのは必要ですね。

他のセクターリード達がヘロヘロになって、事務所に戻らずに、家に帰ると言っていたのには正直笑いましたがw

もうちょい頑張ろうよ!



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国連職員の面白いところに日本人以外と毎日仕事をするところがある。

しかも私の任地は日本人が一人もいない。で、一見すると、寂しいような気がするが、付き合いが3年以上続いたこの地では、気の合わない日本人よりも、よっぽど今の方が気楽。

現在、一緒に仕事をしててやりやすいのは、

1位 ぶっちぎりでアジア圏の人達。まじで仕事しやすい。
2位 仲の良いアフリカ人 優秀な彼はまじで仕事しやすいし、学ぶことが多い。


で、やっぱりヨーロッパ系ダメだわ。オーストリア人、だめ。イギリス人もダメ。

なんだろう。みんな正直、調子乗りまくり。アメリカ人もダメだなぁ。

ヨーロッパ系で仕事しやすい人、一人もいないな苦笑

私はセクターリードといって、20ぐらいの組織を束ねる調整をするのだが、なんだかんだ言って、ヨーロッパ系は本当にダメだわと思う。アメリカ系もダメだわ苦笑

みんな人の話を聞かねー。

今日はヨーロッパ系の人対アジア・アフリカ連合で対決に勝ったwめっちゃ面白かった。

あのゴリ押し感、やばかったので、チームプレーで押し切ったw

私の組織のトップの方々はアメリカやヨーロッパ系ばかりなので、native感丸出しで勝負しまくる。まじ、うざい。でも、それに互角で戦うには、色々と戦略や戦術、テクニックが必要だ。せっかくなので、あともうちょいやりたかったなぁと思う今日この頃。


任地での生活もあと数日。

正直寂しい限りである。


次は日本人ばかりの環境で、それもまた、超絶めんどくさそう。

またいつか、アジアで仕事がしたいなと思う。


こっちで起業でもしたいなぁ。夢がまたできた。しないけど。苦笑。


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昨日と今日とイキってる部活との話し合いは完全勝利に終わりました苦笑

Warning letterという警告書を出し、反省レポートを書かせました。次回やっったら、クビにするための布石です。そこまで酷いことではなく、グレーな感じを出してきたので、早めに手を打ちました。直属の部下からはナイスプレーと言われ、これでグレーなイキってる彼も改善してくれると嬉しいですが、無理でしょうw

20人の部下のマネジメント経験で気づいたことは、ダメなやつはダメということです。それでも、少しづつ成長を示すものも中には居ますが、だいたいダメなやつは辞める、しかも辞め方が汚いです苦笑

そう思うと、マネジャーの仕事は結構面白いですね。もう少しづつけたかったなと思います。

今度はjicaに出戻りするので3年後に国連に戻れるかは、年齢的にかなり厳しいです。

日本人 x フランス語 x 農業と2.5年の国連機関地域事務所長の経験をうまく活かして、悪あがきはしたいと思います。

国連の最大の魅力は、やはり年金含む福利厚生で、正規職員は抜群に恵まれてます。仕事も面白いですしね。あと世界中の優秀な仲間と仕事をするのも刺激的でした。

もちろんjicaに戻るので、そのまま専門家と専門員という道がキャリアアップの既定路線ですが、国連の方がやはり面白かったら、出戻り就活はしたいと思います!

今度はじっくりfit poolと空席公募で挑戦したいです!

40代、ここでマネジメント経験を積まないと、先はもう厳しいですね。
ガーナでのんびり仕事をしてる場合じゃないとは思いますが、ここは少し腰を据えて、成果を出したいと思います。

うん。ここの3年間は勝負所になる予感がします。






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明日は、部下とじっくり話さなければいけない事があり、離任前にかなり憂鬱。
うまく話し合いが進みますように。

よくよく考えてみたらこのブログも長いこと続いています。大学院時代を含めると、10年以上?の月日が経ったかもしれません。

良く頑張ってるものです。

実は以前はアウトプットも兼ねて、一生懸命書いてましたが、今は友人の真似をして、ただ後で読み返すための自分史にするつもりです。

ということで、次の任地でもダラダラ書いて行きたいと思います。

ちなみにガーナに出戻りです。そして、古巣のJさんに復帰です。
5年ぶりのガーナ、熱い仕事を仲間としたいと思っています。

そういえば、今朝のマネジメント電話会議で社内でもアナウンスメントされました。

残り1ヶ月、のんびり引き継ぎしながら、出発の準備をしていきます!

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再赴任したばかりですが、また次に移動することになりました。
まだ関係各所には連絡していないので、ブログの中だけで苦笑

次は、またアフリカに戻ります。
ということで、これからしっかりと赴任とその前に退社の準備を進めなければいけません。

と言っても、来たばかりなので、あまり引継ぎなどもすることもなく、現地のみんなには大変に迷惑ものですが、次のところに移動しましょう。。。。

次の仕事は、バイのプログラムの策定、管理、評価業務になります。今はマルチのプログラム実行及び管理でした。

色々異なることができるので楽しみです。

ただ、40年以上生きてきて、そして20年以上の社会人経験から感じることは、今の仕事は今までで一番面白かったです。

これから、次の準備に向けての取り組みをブログに書いていきたいと思います。

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昨日は仲の良いナショナルスタッフの同僚を誘ってランチ。

色々と国の文化のこと、街のことを教えてくれてこういうのはとてもいいです。

同僚はナショナルスタッフと言っても、NOBというシニアスタッフで、インターナショナルスタッフのP2=JPOとほぼ同じポストです。海外の有名大学院でマスターももってますし、英語力や仕事力が非常に高い同僚です。

お給料もかなりの高給取りです。

非常に勉強になった会話ですが、同僚は僕と同じロスター試験を受けていて、同僚の方が自分よりも先に進み、最終面接までいけたそうです。つまり自分より優秀w

このロスタープロセスはP3のキャッシュオフィサーという職種で、今後も弊社で緊急支援をする際に、現物ではなく、現金支給をするさいの、国ごとのプログラムの統括と、一国のキャッシュワーキンググループの議長を務めることが多い大役です。

国連組織は、当然、コンピテンシーベースの面接ですので、これに技術的な質問がかなり加わり、かなりタフな最終面接だったそうです。

世界中からどれだけ応募があったかわかりませんが、3000から1万件ぐらいはざらに応募があったのではないかと思います。

書類審査の段階で、アルゴリズムかなにかでばっさばっさと落とされると思うのですが、私もUNV とは言え、応募時は内部の職員だったので、書類選考は正直楽勝で通りました。そうですね、UNVの間に内部のシステムから応募すると、書類選考は楽勝で通ると思うので、お勧めです!

それで最終面接までいけたのが、たったの26人で、最終的にロスター入りできたのは4人だけ。かなり厳しいでしょうか?私はそうは思わないようになりました。(最終面接までいけてませんが苦笑)。P3レベルでどんな仕事でどんな責任があるのかということをこの2年間現場でみてきたので、この経験からいうと、自分もやはりこのロスターを勝ち取らなければいけなかったと思います。

と、話が若干それましたが、色々いい情報が聞けて、プライベートなぐだらない話もできて、充実したランチでした。

あとは、運動もしないとな。

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さて、ブログを久しぶりにアップデートします。

2年間の人道支援の経験を経て、1年間日本で休養し、私生活では、結婚することができました。
新しい生活が始まりました。

そして、また、国連の、今度は地域事務所長として、再赴任をすることになったのです。

ただ、その次の就職先を探して、現在も就職活動をしている真っ最中です。

国連でやるには、正規職員になるのが、ベストオプションであり、そうでなければ、やはり生活のことも考えると、他の機関で実務をこなす方が賢明だという判断です。

ということで、今週某援助機関のアフリカの農業ポジションの専門家の案件の面接を受けました。

合格して、健康診断も無事パスすれば、急きょ、また4回目のアフリカに逆戻りなのですが、少し自分の頭は自分の専門であるアフリカの農業のことでいっぱいになってしまします。。。

地元の農業を根本的に変えるには適正技術の普及よりも、インフラ、マーケティング、そしてコールドチェーンを始めた特にトランスポーテンション、仲買人の含むバリューチェーンの構造改革などが必要かと思い、それらを変革すべく、政府間援助でどこまでできるのか?といったことを考えています。

考えるだけでわくわくしてきており、やはり、人道支援よりも自分の専門や興味のあることよりも、そちらの方が向いているのかもと思った次第です。

案件に受からなければ、あと1年はアジアの任地でマネジメント職で頑張りますので、これからどうやってキャリアを進めるか、どうやって新婚生活を充実されるか、緊急援助から開発援助への転換期にどんな支援が適切かなど、いろいろ考え、またブログに書いていきたいと思います。

でも、ふつふつと農業への気持ちが湧いてきてしまい、ついブログにアップデートしてしまいました。

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自分は今はUNVという国連ボランティアとして、某国連機関で職員として活動をしています。
なので、正規職員ではないです。

国連ボランティアと正規職員、コンサルタントと何が違うかというと、お給料や福利厚生です。
特に私は紛争地域で働いているので、職員であれば危険地域手当がでます。でもボランティアの私はでない。搾取です。

ちなみに、やっている仕事はみんな同じです。私は次の契約では、事務所長として赴任をするのですが、前任の所長は、正規職員10年以上のボスでしたW

では、そんな搾取されていると分かっているのになぜ今の仕事をしているかというと、1.仕事にやりがいがある、2.搾取されているとはいえ、任地は物価が安いので別に普通の生活は十分にできる。また、優秀な同僚よりはそれでも給料がよい。3.国連職員の経験は正規職員への最短距離といった感じです。

正規職員になるためには、空席公募から職を取らなければいけません。JPOで2年間もしくは延長して3年間やったとしても多くの機関では、次につながりません。JPOはP2というプロフェッショナルポストなのですが、正規職員ではないため、契約が終われば、そこで終わります。今は、機関によってはその後残れるようになったシステムと聞きますが、それでもこの辺は結構闇に包まれています。
JPOは最終になるとJPOロースター(プール)システムに入り、正規職員のポストが埋まらなかった時点で、このポストがJPOに回ってきます。が、いま、このポストがあまりない、もしくは僻地の場合は多いと聞いています。次にこれがJPOプールでも埋まらない場合は、いよいよ外部への空席公募として、一般公募されることになります。

なので、JPOはまず一番有利ですし、2-3年間は日本人の場合は日本政府より正規ポストと同じ給料が支払われるので、素晴らしいと思いますし、何よりこの試験が非常に難しい。

でも、JPOになったとしても、正規職員ではなにので、JPOの期間が終わった後はすぐに正規職員になれない?ポストがない?方はかなりの数に上ります。

日本政府もJPO職員には税金にて投資をしているため、しっかりと正規職員になってもらいたいと支援をしていますが、JPOだからといって、すぐに正規職員になれるわけではないことは、事前に先輩などにお話を聞いていたほうがいいかと思います。

あとは、よくある話なのですが、ものすごい競争を勝ち抜いてJPOになったとしても、実際の仕事と想像の仕事とのギャップがあり、国連職員を続けない方も非常に多くいることもあります。

ということで、実際に安いお金でも国連職員として内部をみる、内部で経験を積める国連ボランティアは非常にメリットがある制度ですし、JPOに比較すると非常に簡単になれるのでお勧めです。

ただ、JPOでもコンサルタントでもUNVでも、次の空席公募から仕事を取るのはかなりの至難の業になります。コンサルタントは、比較的簡単になれる場合が多いです。(私はなれてませんが涙)

と色々言っていますが、私の友人は普通に空席公募でFAOのP3のポジションをとっていたりしますので、この辺は、タイミングとかご自身の経験とか能力、学歴などで受けてみるしかない!といったところです。

そして何より、1空席公募もかなりの数が毎週のようにある(今、J●CAはアノ問題でほとんど直営専門家やコンサルの仕事はない)ので、諦めないでチャレンジをするか、国連職員だけが国際協力のメインアクターだけでなないので、ほかの仕事も探すのでもいいかと思います。

一方、正規職員はそれなりに仕事は大変ですし、世界各国行かなきゃいけないですし、優秀で経験があるならば、コンサルタントとして、仕事のえり好みをするのもありだと思います。

コンサルのイタリア人の友達曰く、仕事なんて全部ネットワーク次第だよ!と言っていましたが、内部で実績を積んでコネクションを作るのも大事です。

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さて久しぶりのブログ更新です。

現在、2年間の赴任を終えて、再赴任までのcontract break中。

すでに丸々一か月間もお休みをいただいたんですが、もう少しお休みが続きそう。

最初はすぐに戻りたくてうずうずしていましたが、今はこの一時休暇をかなり楽しんでおります。

ちなみに、再赴任は今の事務所の所長として、赴任することになりました。

さて、今日のトピックで↓を参照ください。

キャリア国際機関 グローバル人材育成サイト


今月はミッションでローマ本部の人事担当者との面接や来年以降の職員のポジションを色々と受けており、3つのポジションで筆記試験まで進んでいる状態です。

やはり内部に入ると、経験をかなり買ってくれるようで、今までとくらべないぐらい国連関係の書類がパスするようになりました。

ちなみに、弊社もそうですが、一つのポジションにものすごい数のアプリケーションが来るので、学歴、職歴、インターナルかエクスターナル(組織内か組織外か)、国連経験、などを数値化して、自動で、アプリケーションが選別されるシステムなので、アプリケーション(応募書類)を作成するにはテクニックが必要です。逆にインターナルで応募すると、かなり有利になりますし、最近は途上国での経験もすでに6年半もあるので、なかなか競争力があるようです。

ということで、国連職員になりたい方は、まずは、学歴、途上国経験等を重ねて、まずは国連内でコンサルや国連ボランティアなどで働いて、その間にインターナルで応募をすると、書類選考にはかなり有利になります。

また、一年後には次の就職活動がまっているので、今からどんどん準備をして、がっちり、次のステップアップをしたいものです。

今回の2年間の経験で獲得したことは、

緊急・紛争地域でのフィールドの経験

そして、その場所で、地域事務所長代理としてのリーダーおよびマネジメント経験




これは、今後のキャリア・ステップアップに武器にしたいなと思っています。
今後一年は、さらに所長としての経験が積めるため、国連の空席応募をする際に、競争に勝ち残れるプロフィールになってきたなーと思います。

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国軍と州および連邦議会が鉱山のある地域での不法労働者およびゲリラに対する一掃を議決してから、州内の紛争が激化しています。

紛争自体もとっととやめてもらい、国連などの機関は撤退して、早期に開発支援に移行してもらいたいものですが、まったくそんなことにはならないようです。

紛争はだいたい町から離れたジャングルやブッシュで行われます。その周辺に現地で暮らす村人がいます。で、近くでドンパチが起きるので、逃げるしかなく、でも途中で国軍やらゲリラ軍に捕まってしまったりします。

現在、約3000人以上の人達がある程度はまとまってジャングル内に避難しています。

で、国連は何ができるかというと、間違いなく軍のチェックポイントで止められてしまします。

そこで、キリスト教主体としたローカル団体が、現在は人道的支援や国軍や政府と交渉をして、避難している人たちの生活を守る活動をしています。

国連って結構役立たずですね。

と思っていたら、そんなこともなく、現地で色々やれることはあり、詳細は全くかけませんが、なんか映画のワンシーンの中にでてくるような交渉や会議に参加したりして、これはかなりやりがいがあるなと思っています。

交渉人っているんですね。

自分もかなりこれらのことに関わっているので、今後ももっともっとトレーニングやら実地を積んで、今の仕事で実績をあげ、社会貢献、目の前の3000人の方々の安全な生活を担保する活動をしたいものです。

こんな仕事をやるとはおもってもいませんでした。

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政府軍と反政府軍?少数民族軍?との内戦が長期間にわたっている任地に赴任しています。
と言っても、私が暮らしている町はいたって安全で、2年間の間に町の経済発展のスピードの速さにびっくりしています。

この州が特別なのかもしれません。というか、本当に不思議なことがいっぱいある任地なんですよね。

紛争が7年ぐらい続いている
街は発展を遂げている
州内の人口7割の方々の少数民族の方々の民度がやたら高い。英語力、大学卒業率とかだと、日本の平均を余裕で上回ると思います。
顔や文化や食文化が日本に似てる。でも、人間関係はもっと濃厚。
美人さんが本当に多い。
SNSの利用度が日本よりも高い

別に日本が発展していて、この国が途上国という見方ではないんですが、明らかにGDPとかでいうとものすごい差があるんですが、なんか本当に優秀だなと思う人が多いんですよね。

他にも不思議なことがあったら、どんどん書いていきます。

上司も今日も言っていましたが、長い国連生活の中で、いままでで一番いいところだったなということでした。

うん。紛争さえなければ、やっぱり地元よりもいいかも。

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さて、4っ日間の休暇も終わり、そして何より、エリアセキュリティーコーディネーター代理という大役も終えて、少しのんびりしているところです。とはいえ、紛争は激化しているので、明日から、またいろいろ支援対応に追われるでしょう。。。。

休めるときは休む。とっても大事なことだと思います。

さて、エリアセキュリティーコーディネーターですが、任地の州には、多くの国連機関の地域事務所があり、インターナショナルスタッフとナショナルスタッフあわせて250人ぐらいの職員とその家族がいます。

その中から、最もシニアのインターナショナル職員、つまり地域事務所の所長さんが、コーディネーターとして、職員や家族にもしもの時は、避難などの指揮を統括する役目があります。

で、この長期期間中に、すべてのシニア職員さんがお休みでいないので、順繰りに席次をチェックしていったら、なんと私がこの地域で一番シニアスタッフということで、コーディネーター代理の責務が回ってきたということです。

俺に回すなよ。と、心で泣きましたが、なかなかできる役目でもないので、喜んで引き受けさせてもらいました。

通常担当しているほかの機関の事務所長とかって、すごいなーと思ったわけです。だって、250人の命を預かっているんですもの。。。。

まーそんなに責任が負わせないように、仕組みはいろいろあるんですが、とはいえ、この4っ日間は24時間気が抜けない状態で、携帯もいつもそばにおいておりました。夜はぐっすり寝ましたが。

任地に赴任して、はや2年。多くのインターナショナルスタッフが入れ替わる中、私はなんと3番目に長いスタッフということになります。。。といういことで、国連の経験も2年しかないんですが、ほかの機関の所長さんたちからの信頼も少しは得たようで、色々と機関の所長レベルしかできないような仕事も最近はいろいろさせてもらっております。結構、充実。

現在の上司も今月で異動になるので、2-3か月は私が、臨時地域事務所所長として、いつものようにオフィスおよび活動のすべての管理監督します。また、現在、いろいろと調整中なのですが、ある一定の条件が整えば、正式に私が地域事務所所長に昇進し、もう1年任地にとどまることをカントリーダレクターと先週合意しました。が、条件が結構シビアなので、確率的には、20%ぐらいかなーと思っています。

やはり何としてでも任地に残って、事務所所長として、プログラムを回しまくりたいと思っているのですが、もうすぐ結果がわかるようです。

もしも残れないようであれば、次の仕事を探さなければいけないし、家の契約や離任の準備もあるので、早く決めてくれーーーといったところです。

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